前回、設計事務所さんに見ていただいた物件[No.11]は、私の予算ではコト足りないことがわかりました。
そこで[No.11]は一旦保留して、少し範囲を広げて物件を(ネットで)探してみたところ、おや、これは…と思えるモノを見つけました。
そこは山を開いて作った造成地のようで、今まで狙っていた地域とは違い、やや辺鄙なところです。県境がすぐの場所です。
そこのなにがいいのかというと、ズバリ、安いのです。その割に広い。

それでは早速、ということで今回新たに不動産屋(G)さんにお世話になります。
最寄りの駅で不動産屋(G)さんと合流。物件[No.28]に向かいますが、造成地だけあって結構な坂です。坂というか山ですね。造成地としては割と古い場所のようです。
家の前に着くと、擁壁というのでしょうか、でっかい岩が積まれていて迫力です。今まで見てきた家とは全く趣が違います。階段を上って物件を見てみると、そこはいつもの感じのボロ屋です。でも平屋。庭付きです。
物件資料には木造とありますが、プレハブなのだそうで、そう言われると壁を叩けばべこべこ音を立てます。内側も外側も。鉄骨造りのようにも思えますが、よくわかりません。

中身はそれなりで、床が抜けていたりしますが、素材としてはいいのではないでしょうか。
平屋なので、それなりに広々しています。屋内での上り下りもありません。まあそれ以前に山の中腹に建っていますし、玄関の前に階段がありますが。
庭は木でも植っているのかと思っていたのですが何にもなくて、雑草が生えているばかりです。好きなようにいじることができるのは魅力です。
まわりには家ばかりで何にもありません。駅からもちょっと遠い。寂しい土地、というほどではないと思いますが。

安くて広い。庭もある。でも立地はよくない。これらの要素を天秤にかけて、どちらが重いかというと…なんとも微妙なところです。
悪くはない。でもすごくいいとも言えない。いつも通り悩ましい物件です。


![設計事務所さんと[物件No.28]を下見、購入決定、そして不動産購入の手続き①](https://i2.wp.com/house.too-foo.net/wp-content/uploads/2017/05/IMG_0970_03.jpg?resize=100%2C100)