不動産屋さんから見放される
私が買える範囲の物件は、あらかた見てしまったのかもしれません。そうすると、今まで見た中で決めるか、新規物件が出てくるのを気長に待つか、どちらかになります。
少し前からは、不動産屋さんからも連絡がなくなったので、これは出物がないからではなく、もういい加減うんざりされた、と取るのが正解でしょう。
そんな中、不動産屋(D)さんが、情報を送って下さいました。ありがとうございます。その物件は、最近出たモノで、私が考えていたエリアからちょっと外れますが、築不詳・再建築不可と、興味が湧く物件です。そんな物件を喜ぶヤツは、そういないでしょう。私に紹介したのはナイス判断と言わざるを得ません。不動産屋(D)さんに案内していただくのは、今回で4度目のはずです。毎度申し訳ありません。
再建築不可物件2連発
路地風の細い道です。幅は2mくらい? なるほどこれは再建築不可です。少し進むと、物件(No.26)がありました。表は綺麗に塗ってあります。家の中も、近年リフォームされたようで、なかなかきれいです。一見、手を入れる箇所は少ないように見えます。本気のボロ物件を見たときの絶望感のようなものもありません。でも、床下とか壁の中まではわかりません。一皮むけば、どちらも同じかもしれません。
見た目に惑わされたのかもしれませんが、歪みもパッと見わかりませんし、良い物件の部類に思えます。前にリフォームした際に残したのでしょうか、味のある建具がはまっています。
2階へ上がってみます。窓を開けると、おとなりの家がすぐですが、密集というほどでもありません。部屋中がちょっと広いので、そう感じるのでしょうか。見下ろすと1階の瓦屋根が見えます。古くて味があります。補修すればそのまま生かせるでしょうか。
全体的に増築されてきたようで、部屋ごとに天井の高さが違ったり、階段の場所がなんとなく変だったりしますが、リフォーム前提なので、そこは問題ではありません。
問題は、値段がちょっと高いこと。それと、ちょっと広いこと。広いとリフォーム代がかかります。上っ面のリフォームで済ませたくはありませんので、家の状態にもよりますが、予算がちょっと足りないかもしれません。立地は(私としては)そんなに良いとも言えないのですが、大きな判断材料とはしないことにします。
続けて、もう一軒案内していただきます。物件(No.27)です。こちらも築不詳・再建築不可物件です。2件続けては珍しい。
路地を進んで突き当たり、そこを曲がり、さらに進んで突き当たると物件です。かなり奥です。こんなところにこんな家が。色々あるモンです。火事にでもなったら大変です。再建築不可もわかります。
広い。私としては、広すぎます。でも安い。安いですがリフォームされています。しかし、見たところ上っ面リフォームです。そのまま住む気には、ちょっと、なりません。ここからリフォームし直すとなると、延床面積が広いので、予算的に厳しい気がします。
立地は好みです。いいなと思います。しかし総合的に見て、予算に合わないでしょう。残念ながら。
まだがんばります。
私にドンピシャリな物件はなかなか現れてくれません。もしかしたら、無い、のかもしれません。そりゃそうです。お金も無いのに、色々望みすぎなのです。今や現実を突きつけられて、あきらめの心境です。もう、家探しもメンドクサクなってきました。
…いや、イカンイカン。まだまだこれからです!