先週、古くて安い、ボロくて辺鄙な場所に建つプレハブ造りの家を買うことに決めました。
その際「不動産購入申込書」に、値引きしてもらいたい金額を書き込んで、それを元に不動産屋(G)さんから売主さんへ交渉してもらったのですが、その金額でいい、ということになりました。
いやどうも、助かります。ありがとうございます。
もともと安かったのに、かなりの割合の値引きです。ちょっと気が引けるものの、そこまで値引いてくれなくていいですよ、と言う勇気もなく、そのままありがたく頂戴いたしました。
交渉してくださった不動産屋(G)さんと、無理を聞いてくださった売主さんに感謝です。

重要事項説明書
ということで、いわゆる契約を結ぶために、不動産屋(G)さんの事務所へと赴きます。
売主さんは遠方にお住まいとのことで、同席はされず、書類はあらかじめ郵送でやりとりし、サインがしてあるとのことでした。
普通、こういう場合、売主さんが同席されるものなのかどうかは、よくわかりません…

契約書類の内容は事前にメールで受け取っていて、特に疑問も無いのですが、細かい説明を受けました。書類は2つあり、まず「重要事項説明書」です。
内容は、契約の締結前に説明しなければならないもので、簡単に言うと、土地と建物のいろんな詳細、といったところでしょうか。
この書類の付属書類として、
・建物登記事項証明書
・公図
・地積測量図
・建物図面、各階平面図
・重要事項説明書の補足資料
・登記事項要約書
などといったものが付いてきました。
登記の書類は土地と建物の履歴書みたいなものですから、それなりに興味深いです。この家を建てた方はその当時どんな想いだったのかなあ、などと想像を巡らせます。
その方も、まさか今になって私のような人間に、安い、ボロいなどと悪態をつかれることになろうとは、思いもしなかったでしょう。スミマセン、許してください。ちゃんと引き継がせてもらいますので。
引き継ぐといっても…ありがた迷惑ですか?

不動産売買契約書
次に「不動産売買契約書」です。
これはまあ…契約書です。売る方、買う方それぞれが守る約束事です。ひとつひとつ説明を受けて、終わりにサイン。これにて契約締結です。その際に、値段の1割を手付け金として支払います。
以上ふたつの書類の説明で1時間ちょっと。ということで、本日終了です。

今日の「契約」の次のイベントは、実際に土地と家の代金を支払う「取引」ということになるようです。
やや事情があって、だいたいひと月後になります。ふつうはもっと早くて1週間後?くらいには行えるもののようですが。
まあ特に急ぐ理由もないので、問題ナシです。

![設計事務所さんと[物件No.28]を下見、購入決定、そして不動産購入の手続き①](https://i2.wp.com/house.too-foo.net/wp-content/uploads/2017/05/IMG_0970_03.jpg?resize=100%2C100)
