設計事務所さんと[物件No.28]を下見、購入決定、そして不動産購入の手続き①

下見日和です

先日下見した物件[No.28]を、設計事務所さんに見てもらうことにしました。
前にも書きましたが、この物件はまず安い。そして広い。平屋で庭もある。ただ立地が悪い。
私には予算がないので、どこかの部分で大きく妥協しなければなりません。「立地」を妥協すればどうなるだろうか、と思っての今日の下見です。

設計事務所さんに物件を見てもらうのは2度目です。不動産屋(G)さんと共に、今回も現地集合です。

試しに最寄りの駅から歩いてみました。駅の周りには喫茶店?がひとつ。ちょっと寂しい。坂、というか山を登るのですが、それほど大変ということでもありません。距離もまあ近くはありませんが、絶望的に遠いということもなく、許容できる範囲です。一応チェックしておきました。

どうとでもなるが…

前もそうでしたが、設計事務所さんと下見をする時は、抜群に天気がいいです。晴れ男かと聞かれますが、そんなことはありません。物件を見る場合は何割かよく見えてしまうので、天気がいいのも良し悪しです。

で、設計事務所さんにざっくり見てもらったところ、予算のかけ方にもよりますが、どうとでもなりそうな感じです。前の物件[No.11]に比べて安い分、予算に余裕があるのと、平屋なので直しやすい、ということもあるのかもしれません。
予算の上で大きくはみ出すことはなさそうです。

ただ、設計事務所さんは心配してくださいます。ここだと生活環境もスタイルも大きく変わることになる。大丈夫? と。

はい、大丈夫です。てなことで、ここにします。

物件[No.28]に決定。すかさず不動産購入申込書

あら、あっさり決めるのね…といった顔の設計事務所さん。ちゃんと買えたら連絡してくれ、と帰って行かれました。

不動産屋(G)さんは段取りがいいもので、「不動産購入申込書」なるものを持って来ておられました。さすがです。
では気が変わらぬ内にさっそく、ということで物件に放置されたままのコタツをお借りして、書類に書き込みます。

購入価格

買いたい値段を書きます。
不動産の表示価格ってつまり、値引き前提ってことでしょうか? 不動産屋(G)さんと相談の上、ネットに公開されている値段から、やや大胆に値引いて書きこみます。
大丈夫、交渉しますと強気な不動産屋(G)さん。元々安いのに、さらに安くなるならとても助かります。しかし無理のないところで。

支払条件

購入価格の1割の手付金と、残りの金額をいつ払うかを記入。

融資利用の予定

私は現金払いなので「無」。

契約締結予定日時

来週の大安になりました。

引渡希望日

来月末で、これも大安。不動産業界はこういう縁起を担ぐのですね。

本書有効期限

「契約締結予定日時」と同じ。

物件条件

この物件の所在地、土地の面積、権利(所有権)、構造(木造)、延べ床面積を記入。住所の番地がわからないのでそこは空欄。

購入時希望条件

前の方のモノがたくさん残っているので「残置物の撤去は売主の負担でお願いします」と書き込みます。定型文みたいなものだそうです。なにかいいのがあったらもらってもいいようです。

あとは今日の日付と住所氏名を買いて押印。

今までお世話になった不動産屋さんにお詫びをしなければ

ということで、物件探しは終了です。だいたい4ヶ月かかりました。長いのか短いのかはわかりません。

結局、今まで探していた家とはかなり違ったタイプの家になってしまいました。振り返ると、今までお世話になった不動産屋さんには、見当違いの家を探してもらっていたことになります。なんとも申し訳ないことです。

逆に不動産屋(G)さんにとっては楽な客だったかもしれません。初めて案内した物件で決めたのですから。設計事務所さんにとっても、結構早く決めたなあ、という印象でしょう。何年かかけて探す方もおられる、というお話でしたから。

ここに決めた理由は…値段に惹かれた部分は確かに大きいのですが、この物件を見た時、街中の家を探していた時には忘れていたことを思い出したのです。